メカトロニクスシステム
メカトロニクスシステム部会 [Jan.2000 – ]
設立趣意:
メカトロニクスシステムは、メカニズム、センサ、アクチュエータ、情報処理等を総合したシステムで、計測自動制御学会における主要テーマである計測技術,制御技術,システム技術を有機的に集積させるものである。メカトロニクスという語は日本製であることからも日本人の気質に最も適合し世界的競争力の求められる中で生き残れる技術の一つであろう。 然るに、これまで当学会にこの類の部会が存在しなかったことは不可思議である.本部会を当学会の中に設置することは,基幹技術をメカトロニクスの視点から横断的な総合化する上で非常に重要な役割を果たす.
メカトロニクス技術が認知されて久しくあらゆる産業分野で利活用されているが、これまでの工業技術の効率主義の反省から人間を含む環境との調和したメカトロニクス技術の開発が待たれている。人間研究を視野においたメカトロニクスシステムの開発を目的に、広くシンポジウム、講習会や学術講演会におけるオーガナイズドセッション等において、計測・制御・システムの側面から次世代のメカトロニクスシステムを構築するための議論の場を設け、産業応用分野への適用を図りたいと考えている。
体制
- 主査:大野秀隆 (湘南工科大)
- 副査:野中謙一郎 (東京都市大)
- 幹事:桂誠一郎 (慶応大)