2007年度部門賞

2007年度部門賞

部門賞選考経過について本年度のシステムインテグレーション(SI)部門賞の表彰推薦は、各賞(学術業績賞、技術業績賞、研究奨励賞、若手奨励賞、功績賞)の推薦をSI部門運営委員会委員や各部会委員にお願いするとともに、SI部門ホームページ上にて公募(自薦、他薦)致しました。また、研究奨励賞につきましては、SI2006の実行委員会および共催講演会である第12回ロボティクスシンポジアの実行委員会にも推薦をお願いしました。さらに、若手奨励賞に関してはSI2006の座長評価の極めて高かったご発表データをもとに、実行委員会に推薦をお願いしておりました。その結果、多くのご推薦をいただきました。SI部門表彰委員会にて、推薦をいただいた各候補について慎重に審議を行いました結果、最終的に上記の方を本年度の部門賞として選定し、SI部門運営委員会に報告させていただきました。

SI部門表彰委員会 委員長
松日楽信人

(1) 部門学術業績賞: 該当なし

(2) 部門技術業績賞(1件):  RTミドルウェア開発および標準化推進チーム
故 谷江 和雄 (首都大),安藤 慶昭,神徳 徹雄,清水 昌幸,山野辺 夏樹,
尹 祐根,北垣 高成,末廣 尚士,平井 成興,大原 賢一(産総研),
坂本 武志((株)テクノロジックアート),池添 明宏((株)セック),
山下 智輝((株)前川製作所),稲村 渡((株)IHI),水川 真(芝工大),
大道 武生(名城大),小菅 一弘(東北大),横町 政芳(NEDO),
柄川 索((株)日立製作所),尾崎 文夫((株)東芝)
『RTミドルウェアの開発と国際標準化活動』
受賞理由:ロボットの効率的な開発を実現するために国のプロジェクトを通して開発を進めて来たが、プロジェクト終了後もその普及に向けて技術開発を深耕し、また国際標準にも採用されるなど国内外に優れた活動を行っている。 今後のシステムインテグレーション技術の発展に大きく貢献する業績と認める。

(3) 部門研究奨励賞(2件):
(3-1) 牧野 泰才(東京大学), 篠田 裕之(東京大学)
『筋電分布計測によるハプティックインタフェース』(2006年SI部門大会にて発表)
受賞理由:筋電信号の2次元分布を計測する情報入力インタフェースの開発を目指した筆者らの一連の研究において、本論文では特にセンサユニットに電気的な接点を持たずに給電する手法の有効性を検証している。 高精度で簡便な筋電計測および広範な実アプリケーションに道を開くものであり、今後の発展が大きく期待できる。

(3-2) 井上 貴浩(岡山県立大学,発表時:立命館大学), 平井 慎一(立命館大学)
『柔軟指による物体操作のダイナミクス』(第12回ロボティクスシンポジアにて発表)
受賞理由:柔軟指に対する新しいモデルの必要性を示した後で、新しい柔軟指モデルを提案し、モデルの妥当性を検証している。 従来の剛体指による接触モデルから、実マニピュレーションスキルへの転換を与える重要な研究である。

(4) 部門若手奨励賞(5件):
(4-1) 呉 勝龍((株)日立製作所,発表時:筑波大学)
『複数の全方向移動体による物体運搬システム』(2006年SI部門大会にて発表)

(4-2) 下坂 正倫(東京大学)
『マルチタスク条件付確率場による動作認識』(2006年SI部門大会にて発表)

(4-3) 岡本 正吾(東北大学)
『波長の実時間推定による能動触のための粗さ感伝達システム』(第12回ロボティクスシンポジアにて発表)

(4-4)  中後 大輔(電気通信大学)
『介護における起立動作支援システムの開発』(第12回ロボティクスシンポジアにて発表)

(4-5)  高木 健(広島大学,発表時:東京工業大学)
『把持力増大機構を有する電動義手』(第12回ロボティクスシンポジアにて発表)

(5) 部門功績賞: 該当なし