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OS71:循環産業創成を目指した自律型セル生産ロボットシステム

7/21 更新

オーガナイザ横小路泰義(神戸大学)、野田哲男(大阪工業大学)
セッション概要世界の基幹産業のひとつである製造業を取り巻く環境は現在激変を続けています.日本を先頭にして世界中で進む人口動態変容への対応,世界のいたるところで発生する未曾有の大災害による生産拠点破壊やサプライチェーン寸断の迅速な再構築,およびIoTとFinTechの深化の結果もたらされる景気と需給バランスの垂直変動への対処といった難題が山積しています.これらに対峙するため,米国ものづくり国内回帰施策,ドイツIndustrie4.0,中国製造2025など世界各国の国策の効果が見え始めており,グローバル競争は激化する一方です.日本においても2016年1月22日に閣議決定された第5期科学技術基本計画においてSociety5.0の一環として,ものづくり・コトづくりの競争力向上などの方策が示されていて,それを支える基盤技術のひとつとしてロボット技術が,センサー,知能・制御系,駆動系の要素を統合的に扱う技術,操作性等を革新する技術,リスク評価の技術と定義されています.そこで,本セッションでは,これらの社会的要請に応えつつ持続可能な産業の創成を目指したロボットシステム技術について論じます.

 
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