第14回 計測自動制御学会 システムインテグレーション部門講演会 SI2013

2013年12月18日(水)〜20日(金) 神戸国際会議場


特別講演


講師: 金出 武雄 先生
所属: カーネギーメロン大学 U.A. and Helen Whitaker 記念全学教授
 
題目: 米国の大学におけるシステムインテグレーション活動: その要求と実態
 
概要: システムインテグレーションは大学の研究者にとって厄介なものである。極めて基礎的な性格の研究以外、スポンサーはかなりのインテグレーションを要求するし、実際、現代的な課題の研究では、それ無しでは説得力がなく評価されにくいことも多い。一方、システムインテグレーションはコストと時間がかかる割りには論文になりにくいだけでなく、ともするとアカデミアにはそのような活動を低く見る傾向があるのも事実である。このような状況の中、私の観察するところ米国の大学では日本に比べシステムインテグレーションを比較的よくやっているようにみえる。その活動の要求と実態について自身の経験を踏まえて話すことで、日本の大学におけるシステムインテグレーションのあり方を考える参考にしていただければと思う。
 
日時: 2013年12月19日(木)
場所: 神戸国際会議場
 
略歴: 1973年 京都大学工学部助手
1976年 京都大学工学部助教授
1980年 カーネギーメロン大学ロボット研究所高等研究員
1985年 カーネギーメロン大学教授
1990年 カーネギーメロン大学ロボット研究所所長(〜2001年)
1993年 カーネギーメロン大学 U.A. and Helen Whitaker 記念全学教授(現在に至る)
2001年 産業総合研究所デジタルヒューマン研究センター長(〜2010年)
2006年 カーネギーメロン大学生活の質工学研究センター所長(〜2013年)